格上相手に対し、大きな勝ち点3!!

9/20(日)東北社会人サッカーリーグ2部北第4節秋田FCカンビアーレとの試合が胆沢川桜づつみ多目的広場で行われた。第2節、第3節は新型コロナウイルスの影響により、延期・中止になった為、第1節から約2か月以上の空き期間があった。その間も、県内のチームと練習試合をし、第1節の敗戦をバネに修正を重ねてきた。

今シーズン最初のホーム戦ということもあり、スポンサーの(有)菅勝不動産様にも足を運んで頂き、優勝するには勝利を逃せない、大事な一戦の笛が鳴った。

フォーメーションは3-5-2。スターティングメンバーは、GK31番根本一平、DFは右から2番後藤峻汰・10番千葉龍二・26番菊池千帆。MFはダブルボランチに11番今松諒平・24番藤原直哉、右ウイングバックに32番田村昭太・左ウイングバックに9番佐藤史也、そしてトップ下に14番石母田弘。FW2枚は19番佐藤達也、20番鈴木雄大の布陣。前節とメンバーは同じだが、中盤の配置を変更し、小野寺監督は送り出した。リザーブメンバーには、GK23番菊池龍、DF13番木村朋生、25番佐々木郁也、28番佐々木巧実。MFは5番朝日田慎吾、FW18番佐藤真貴の計6選手。

龍二

相手のフォーメーションは4-4-2。若手とベテランを上手く組み合わせ、試合開始早々からゴールを脅かされた。特にFWの選手は背が高く、体もガッチリとしていて、そこにボールを供給し、攻める手法のようだ。
14番石母田、20番鈴木、24番藤原直がペナルティーエリアの外から打つも、ネットを揺らすことは出来なかった。なかなか決定的なチャンスを作れないまま、何とか相手の猛攻を凌いで、前半0-0で折り返す。

ハーフタイムには、水分を補給し、選手達がまず話し合う。その後監督からのアドバイスで『サイドをもっと効果的に使おう』と指示。頭を整理し、チームの共有事項を再確認し、後半に臨む。

後半も0-0の均衡が続く中、後半開始17分ベンチが動いた。攻守にハードワークしていた32番の田村に代え、18番佐藤真貴を投入。この選手起用が勝敗を分けた。18番佐藤真は高い位置で積極的にボールを受け、ゴールを狙う。後半20分、相手の攻撃を防ぎ、18番佐藤真が左サイドに広がってボールを要求していた、20番鈴木へパス。20番鈴木は相手DFに1対1を仕掛け、一度は防がれるものの粘り強く取り返し、中で待つ11番今松へ。相手が詰めてきた為、フリーになった9番佐藤史にパスを出し、冷静に流し込み、待望の先制ゴール。昨シーズンチーム得点王が勝利を引き寄せる。

得点①

サッカーにおいて、得点後や試合開始時は特に失点に繋がる事が多い。それを理解しているGKの根本はチームに喝を入れた。
相手も失点し、ベンチが動き攻撃的な選手を投入する。こちらも疲労がみえた選手に代え、後半32分にDF13番木村、25番佐々木郁を同時に送り込む。

相手の足が止まってきた、試合終了間際。14番石母田が24番藤原直との連携でゴール前へ。スピードに乗った状態でのシュートフェイントに相手も堪らず、引っかかる。そこでフリーになった18番佐藤真がキーパーを確認し、力強く踏み込みシュート。試合を決定づける追加点。

VS
そして無失点のまま試合を締め括った。練習試合等も通し、久しぶりの完封勝利及び優勝に負けられない格上に対しての勝利に、選手・監督喜びを噛み締めた。

次節は10/4(日)、対戦相手は五戸SC。昨シーズンは2戦とも大差で勝利しているが、ここで気を緩めず、優勝に向かいチャレンジャーであることを忘れずに、今節の修正をし、再来週に臨みたい。

現在に2位で1位との勝ち点差は1。優勝を狙えるところにいる。チーム一丸となり、地域に活気を与えられるように励みますので、これからも応援よろしくお願いします。