東北社会人サッカーリーグ 2部北 第1節

5月15日青空の下、2022東北社会人サッカーリーグ2部北が胆沢川桜づつみ多目的広場にて開幕しました。水沢サッカークラブから奥州ユナイテッドFCに改名し、大事な公式戦初戦となりました。2部北は青森・秋田・岩手の9チームで構成され、今シーズンも一巡制となります。その為、一戦一戦とても重要になってきます。今節の相手は葛巻クラブでした。葛巻クラブは今シーズンから東北リーグに参戦し、町全体でサッカーに力を入れていくようで、葛巻テレビ及び町の広報担当の方が取材に足を運んでいました。
開幕初戦ということもあり、スポンサーやOBをはじめ、奥州ユナイテッドFCジュニア(小学生)の選手達が、トップチームの応援に来ていました。
フォーメーション4-2-3-1。スターティングメンバーは、GK21番菊池、DFは右から32番田村、24番小川、2番後藤、14番石母田、MFはダブルボランチには、6番藤原直哉、7番今松、右サイド9番佐藤史也、トップ下に8番佐々木海斗、左サイド11番藤原史也、1トップにキャプテン10番千葉の布陣で挑みます。ベンチメンバーには、5番朝日田、18番佐藤真貴、19番佐藤達也、26番菊地千帆、28番佐々木巧実の5名となります。
対する葛巻クラブは4-4-2。前線では4枚のみでプレスをかけ、ブロック形成時には、DFを5枚にしてゴール前を固める戦術でした。
奥州ユナイテッドFCボールで午前11時にキックオフしました。前半は風上の陣地の為、積極的にロングボールを使いながら、相手の守備網の穴を探します。
前半3分左コーナーキック、キッカーは7番今松。ニアサイドに低いボールに2番後藤が合わせるも、相手にブロックされた。しかしこのこぼれ球に、10番千葉がいち早く反応し、待望の先制点を決めました。初戦の緊張感がある中、キャプテンがチームを牽引。ここで少しは落ち着くと思われたが、前半12分自分たちのミスから、カウンターをくらい、この日最初で最後のシュートで被弾してしまいました。DF陣に修正の話ししました。その8分後左サイド駆け上がって14番石母田のセンタリングに9番佐藤史也のヘディングパスに11番藤原史也が合わせるも、ゴールラインギリギリのところで、書き出されるも、またしても10番千葉がこぼれ球に反応し、ゴールに突き刺しました。このまま前半終了と思われた終了間際、裏に抜け出した14番石母田がGKをあざ笑うかのような
華麗なループシュートを決め2点差に突き放しました。
後半開始から9番佐藤史也に代え、26番菊地千帆を投入。
立ち上がり早々5本連続でコーナーキック、相手の猛攻を受けるもGK21番菊池を中心に凌ぎます。真ん中からのショートパスでの崩し、サイドからの揺さぶり、ロングボールでの裏抜け等で積極的追加点を狙うも、葛巻イレブンの身体を投げ出したブロックにより中々追加点が奪えません。後半15分11番藤原史也に代え18番佐藤真貴を投入。その10分後に、6番藤原直哉に代え、28番佐々木巧実を投入。フォーメーションも4-1-4-1に変更し、トップ下を2枚にし、高い位置でのボールの収まり所を増やす戦術に移行しました。
10番千葉のコースを付いたシュートもGKのファインセーブ、18番佐藤真貴がシュートを放つもポストに嫌われ、じれる時間が長く続きました。こんな時は前掛かりになりやすく、1本のパスで裏を取られやすく、リスクマネージメントが必要です。センターバックがしっかりと管理する。
アディショナルタイムは4分。足を攣った選手を運ぶ為に、担架が入ったので少し時間がありました。残り1分自陣左サイドからのスローイングからショートパス6本を繋ぎ、逆サイドまで展開。この動きについて来られなかった相手の背後に32番田村がスルーパス抜け出した18番佐藤真貴がサイドネットに突き刺し、4点目を挙げる。この日途中出場ながらも、チーム最多のシュート本数を放ってただけに、本人も安堵した様子でした。
オフシーズンからやってきた攻守の切り替え、球際の強さは発揮出来たが、ロングパスへの対応及び攻撃時のパスの精度・.質はまだまだ改善の余地がありました。次節まで2週間ある為、修正していきたいと思います。
次節は6月5日日曜日、五戸にてアウェイ戦13時キックオフとなります。一度も負けた事のない相手ですが、気を抜かず短期決戦の為、得失点差で優勝を逃した経験を生かして試合に臨みたいと思います。今後も奥州ユナイテッドFC応援のほどよろしくお願いいたします。