東北社会人サッカーリーグ2部北 第6節

優勝に向けて大手!!

10月4日日曜日。雨の降る中、ひばり野公園陸上競技場(青森県五戸町)で、東北社会人サッカーリーグ2部北第6節水沢サッカークラブVS五戸SCの試合が行われた。前節の試合後、東北サッカー協会で会議が行われ、試合が延期になっていた、海上自衛隊八戸・北都銀行・TDK親和会サッカー部の3チームは新型コロナウイルスの影響により、出場辞退が決まった。その為、残る5チームでの優勝争いが始まった。現在勝ち点1差に4チームがひしめく大混戦。その為、絶対に負けられない試合だ。

試合前の指示として、時間を区切ってプレーする事を共通認識させた。開始10分は大きく展開し、無理はしない。立ち上がりは相手も勢いをもって前にくる。相手のストロングポイント、ウィークポイントを確認する他、自分たちのサッカーをする為のもこの時間は大切だ。

フォーメーションは前節同様3-5-2。スターティングメンバーは、GK31番根本一平、DFは右から2番後藤峻汰・10番千葉龍二・26番菊池千帆。MFはダブルボランチに11番今松諒平・24番藤原直哉、右ウイングバックに32番田村昭太・左ウイングバックに9番佐藤史也、そしてトップ下に14番石母田弘。FW2枚は19番佐藤達也、20番鈴木雄大の布陣。リザーブメンバーには、選手も兼ねる4番小野寺俊成監督、13番木村朋生、5番朝日田慎吾、22番岩渕仁成の計4選手。

対する五戸SCのフォーメーションは4-1-4-1。前線に180㎝を超える大きな選手とスピードがある選手を配置し、カウンター狙いのようだ。その上雨が降っている為、ピッチの状況はスリッピー。判断を誤ると即失点に繫がるので、DF陣は一瞬の気も抜けない。

五戸ボールでキックオフの笛が鳴った。ロングボールの多様により、ディフェンダー陣は、キャプテン千葉を中心にはじき返す。攻撃においては、MF11番の今松を中心にゲームを組み立て、14番石母田がミドルシュートを放ち、積極的にゴールを狙う。32番田村のセンタリングに9番佐藤史が飛び込むも枠を捉える事が出来ず。前半9本のシュートを放つも、0-0で折り返す。

ハーフタイムに、選手同士で細かい修正をする。これが功を奏した。

後半開始早々20番鈴木が裏に抜け、GKと1対1になるも、決めることが出来ず。後半15分までに20番鈴木は5本のシュートを放つも、枠を捉えきれなかった。しかし、ここで頭を切り替え、ゲームメイクに徹する。後半12分、くさびのパスをダイレクトでスルーパスする。ここに走り込んだ、FW19番佐藤達が冷静に流し込み先制。その10分後、サイドに流れた20番鈴木のセンタリングに、再び19番佐藤達が合わせ2ゴール目。

失点後、相手は交代カードを切ってきた。185㎝の選手を投入。尚且つ3バックに対し、3トップをぶつけてきた。これにより、なかなか中盤も思い切って攻撃にはいけなくなり、追加点を取れないまま、試合終了のホイッスル。
2試合完封した点は評価できるが、シュート21本も打って2得点という結果には課題が残る。次節まで2週間期間がある為、徹底的に修正していく必要がある。

この試合を勝利したので、暫定1位に。そして次節10/18ヌ・ペーレ平泉との最終節に勝つと優勝です。これは水沢サッカークラブ史上初の快挙となります。会場は胆沢川桜づつみ多目的広場で11時キックオフです。
東北リーグに参戦し、15シーズンになります。参戦当初は優勝争いをしていましたが、数年前までは下位・降格争いをしておりました。大変長らくお待たせいたしました。今期こそ優勝します。皆様応援のほど、宜しくお願い致します。

水沢サッカークラブ