東北リーグ 第4節 VS 北都銀行
前半戦全勝総得点25点!!
7月10日晴天の中、胆沢川桜づつみ多目的広場にて、2022東北社会人サッカーリーグ2部北第4節が開催。この試合で、折り返しとなり、徐々に下位との勝ち点差が開いてきたが、上位グループは接戦で油断を許さない状況。現在3連勝している為、後半戦に弾みをつけたいところだ。対戦相手は秋田県の北都銀行。新型コロナウイルスの影響もあり、7月から県外への移動もできるようになったとのことだ。
SNSでの発進や新聞等のメディア効果で、この試合も50人ほどサポーターや観客の足の運びがあった。
フォーメーションは4-1-4-1。スターティングメンバーは、GK21番菊池龍、DFは右から32番田村、24番小川、19番佐藤達、14番石母田、MFはボランチに、6番藤原直哉、右サイド9番佐藤史也、インサイドハーフに、7番今松、8番佐々木海斗、左サイド11番藤原史也、1トップにキャプテン10番千葉龍二の布陣で挑みます。ベンチメンバーには、GK31番根本、DF2番後藤、MF15番千葉一樹、28番佐々木巧実、FW5番朝日田、18番佐藤真貴の6名。
対する五戸は4-4-2。全体的後ろに重心を置き、前線の選手も自陣ハーフラインまで引き下がり、コンパクトな陣形を保ち、ショートカウンターよりはロングカウンターの狙いがあった。
奥州ユナイテッドFCボールでキックオフし、前半3分早くもコーナーキックのチャンスを得る。キッカーは10番千葉龍二。ファーサイドに走り込んだ19番佐藤達也の頭にドンピシャで合わせ、幸先良く先制した。この試合事前ミーティングで、コーナーキックからの配置、動き方を確認していたのが、上手くはまり、点数へと繋がった。この試合も出来るだけ多くの得点を取りたいところで、その5分後8番佐々木海斗のスルーパスに反応し飛び出した7番今松が相手DFとの競り合いで粘り勝ち、11番藤原史也にパス。藤原はGKを確認し、冷静に流し込み追加点。またその2分後、前線からプレスをかけ、奪ったボールを8番佐々木海斗の放ったミドルシュートが決まり、前半10分で3対0となった。前半17分シュートのこぼれ球にまたも、8番佐々木海斗が反応し、一度は防がれるも、落ち着いてニアサイドに蹴り込み、4点目。このまま追加点をどんどん取りたかったが、相手DFも徐々にこちらの攻撃に対応してきた。マークの受け渡しや、スライドを早くし、これ以上失点はしないという気迫を感じた。33度という気温の中攻め疲れで、攻撃力も低下し、30分間追加点のないまま、ハーフタイムを迎えた。ベンチメンバーはいつでも動けるように、ウォーミングアップをする中、スタメン組は身体を冷やしたり、水分補給をしたりしながら、後半に備える。石母田監督からはサイドバックからの深いところのセンタリングより、対角線上のペナルティーエリアの角、通称ポケットと呼ばれる部分を使うように指示。後は、相手のボランチの脇が空いているという分析をし、8番佐々木海斗、10番千葉龍二にそのエリアを活用しようというチーム認識を統一した。
後半開始共に、北都銀行はメンバー交代をする。北都銀行の攻守を牽引する選手で、要注意人物だ。後半立ち上がり早々から、交代選手により、ボールを円滑に回せれ、中々相手陣でボールを奪えず苦しい時間が続きました。後半15分9番佐藤史也に替わり、18番佐藤真貴を投入し、流れを変えようとするも、全体のコンパクトさがなくなり、間延びしてきて、守備もズルズル攻撃は単調と苦しい時間が長く続き、いつ失点してもおかしくないところでGK菊地とDF陣が必死に足を止めず猛攻を凌ぎ、味方の反撃を待つ。後半30分11番藤原史也に替え、15番千葉一樹を入れ、追加点を狙いに行く。その10分後、左サイドでボール受けた15番千葉は中の状況を確認し、フリーな6番藤原直哉にパス。すると藤原ここしかないというコースへコントロールシュート。見事な弧を描き待ちに待った追加点を挙げる。ここで遂に相手も音を上げ、その5分後に2試合連続となる8番佐々木海斗のハットトリックで試合終了の笛が鳴る。点数差以上に苦しい試合展開になりながらも、無失点で終えられたのは、大きな収穫であった。
これで4節を終え、リーグ1位をキープ。勝ち点12、得点25、失点1、得失点24の大きな貯金を得て、後半戦を迎える。しかし、これからが山場になる。次節の元東北1部のカンビアーレをはじめ、古豪TDK親和会、県南ダービーのヌペーレ平泉、そしてダークホースラスイーボ青森。全勝そして、圧倒的な結果で優勝することを目標に今シーズンは取り組んでいる為、まだまだ力が足りていない。しっかりと反省し、トレーニングをこれからも積み上げていく必要がある。
次節は7月31日日曜日、秋田FCカンビアーレと胆沢川桜づつみ多目的にて13時キックオフとなります。元々東北1部リーグで戦っていたチームなので、自分たちの現状の立ち位置をしっかりと試すいい機会だと思うので、チーム一丸となって戦いに臨みたいと思います。今後も奥州ユナイテッドFCの応援をよろしくお願いいたします。
奥州ユナイテッドFC