TL第7節vs七ヶ浜
6月25日日曜日七ヶ浜スタジアムにて、東北社会人サッカーリーグ1部第7節が行われた。前節ブランデュー弘前に0対10で大敗し、守備ブロックの構築の確認、マークの受け渡しについて、ビデオ会議し臨んだ。今節の相手は昨季4位の七ヶ浜SC。七ヶ浜は前節大学生チームにも1対0で勝ち、勢いに乗っている。しかし、現在最下位の奥州は何としてでも勝ち点3が残留に向けて必須だ。格上相手にも
フォーメーションは前節同様、5-1-4-0。スターティングメンバーは、GK21番菊池、DFは右から、22番佐々木、19番佐藤達也、10番千葉龍二、20番田村、17番千葉一樹。MFは、アンカーに7番今松、右サイド29番小川、インサイドハーフに6番藤原直哉と14番石母田、左サイドは2番後藤の布陣。リザーブメンバに、4番朝日田、15番押切、27番菊地秀俊。アウェイ戦で選手層の薄い中、相手のみならず、暑さとの戦いになった。
七ヶ浜ボールでキックオフし、相手のフォーメーションは4-2-3-1。立ち上がり相手もこちらの引いた作戦に戸惑いながらも、ボランチを敢えて下げて、食いつかせるように仕向けながら、奥州が寄せれば、素早く横パスをして前進、来なければサイドチェンジで、的を絞らせない。前半な何としても0点にしたいが、前半23分左サイドからの相手のフリーキック。左利きのキッカーが蹴ったボールは、ファーサイドに行き折り返しに、相手選手が詰め込んで、ネットを揺らした。オフサイドポジションかと思い、アピールするもオフサイドはなく、無情にも1点が重くのしかかる。その後も徹底的にサイドと裏抜けを徹底されるも、最後のところで、身体を投げ出して、ゴールを死守する。すると徐々にボールを奪い返すことが増え、攻撃に転じ、6番藤原直と14番石母田が収めたところで起点を作り出し、20番田村のミドルシュートでチャンスを作った。前半はそのまま、0対1で終え、後半に臨む。ハーフタイムに、フォーメーションの変更をする。5-1-4-0から5-3-2へ。意図として前線に2枚残すことで、相手のセンターバックとボランチへ脅威を与えながら、攻撃に転じやすくする。4バックにはせず、5バックする事でDFライン距離を保ち、ギャップを生まないようにする。これは、前節、前々節の反省点を踏まえたからだ。中盤の3枚には、6番藤原直、7番今松、14番石母田、前線の2枚には2番後藤と29番小川を配置する。更に前半よりプレスラインを上げて、前から奪いに行く。後半開始早々右サイドの深いところからの折り返しに、7番今松がミドルシュートを放ち、GKがセーブしこぼれ球を2番後藤が詰めるも守り切られるも、後半開始早々いい形を作る。しかしそんなのもつかの間、後半8分、9分、10分と連続失点をしてしまい、0対4とリードを離されてしまう。後半21分29番小川に替え、4番朝日田を投入するも、後半24分失点。後半28分2番後藤に替え、15番押切を投入後直ぐに失点。更に後半30分、決定機阻止により、一発退場で残り15分10人での戦いを強いられる。その後も試合終了間際に2点決められ、0対8で試合終了となった。
前半は何とか守り切れるものの、後半の連続失点が大量失点の原因なのは、明確だ。失点直後一番気を引き締めなきゃいけない場面で、自分たちのミスからの失点ということもあり引きずっている選手が多く感じる。1部の対戦相手はこの仕留める力、そして勝負所を分かっており、相手のやられて嫌な事を、徹底してくる。奥州も早くそのレベルに慣れなきゃいけない。
次節は7/2日曜日、胆沢川桜づつみ多目的広場にて13時からコバルトーレ女川と対戦。負け越しており、苦しい状況も続いておりますが、引き続き応援よろしくお願いいたします。
奥州ユナイテッドFC