全国社会人サッカー大会県予選優勝

6月27日と7月4日に遠野市で全国社会人サッカー大会岩手県予選が行われました。準決勝の相手は北上FC。6-3で勝利し、7月4日の決勝戦の相手は葛巻クラブとなりました。この大会は一昨年に優勝しており、昨年度は新型コロナウイルスの影響により、中止となった為、2年振りの開催となりました。また、東北1部リーグに参戦しているチームは東北大会からの参加となる為、出場資格は東北2部リーグ、県リーグに属するチームのみとなります。

葛巻クラブは県1部リーグ参戦しており、チームの主力が18歳~22歳というとても若いチームで油断は出来ません。準決勝は0-0だった為、PK戦へ。5人では決着が付かずサドンデス方式10人目まで行き、粘り強く勝ち上がってきました。戦術としてはロングボールを相手DFラインに放り込むスタイルの為、試合前のミーティングでは、石母田監督がチーム全員に共通認識を図る。

スターティングメンバーはGK31番根本、DFは右から7番今松19番佐藤達也2番後藤、26番菊地。MFはダブルボランチに6番藤原と14番石母田、トップ下に10番千葉。FWに32番田村、18番佐藤真貴、28番佐々木の布陣。

前半3分10番千葉の浮き球のパスに抜け出した18番佐藤真貴がDFに競り勝ち、冷静にGKも交わし、先制ゴール。このゴールにより、選手は気持ちの余裕が生まれ落ち着いてプレーする事が出来ました。押し込まれる時間もあった中、前半32分GK根本の好判断なスローイングから、10番千葉が50メートル程ドリブルで運び、オーバーラップして来た26番菊地へ。相手DFを一人交わし、フリーで待っていた18番佐藤真貴が決め、前半2対0で折り返した。

ハーフタイムには、今一度ロングボールへの対応の仕方や相手の狙いや選手の特徴を確認しつつ、攻撃面でのポジショニングを修正しました。気温も高かった為、交代選手もウォーミングアップを始めました。

後半が始まり、依然水沢ペース。後半14分相手のボールを奪った7番今松が右サイドで2人を交わし、クロス。これをまたしてもフリーで待ち構えていた18番佐藤真貴が流し込み、3点目。これで18番佐藤真貴はハットトリック達成。続いて後半20分、6番藤原のスルーパスに抜け出した、10番千葉の強烈なシュートがゴール右上に突き刺さりました。しかし、終了間際に相手のカウンターを受け、失点。後味の悪い終わり方となってしまった。
4-1で勝利したことにより、2大会連続優勝そして、8月22日から行われる東北大会への出場権を得ました。すでに対戦相手は決まっており、現在東北1部リーグで2位のコバルトーレ女川です。格上ではありますが、胸を借りる気持ちで現在自分たちの力がどこまで通用するのか試してきます。
また7月18日からは東北リーグ2部北も行われる予定です。11時から胆沢川桜づつみ多目的広場で因縁の相手ヌ・ペーレ平泉と。幸先いいスタートを切れるように残りの2週間で課題修正及び、チームの練度を監督及びキャプテンを中心に取り組んでいきたいと思います。

今後とも応援の程、宜しくお願い致します。

VS葛巻クラブ集合写真