TL第5節vs一目千本桜

6月11日日曜日仙台大学サッカー場にて、東北社会人サッカーリーグ1部第5節が行われた。前節富士クラブ2003に惨敗し、全体でのミーティングやポジション毎のミーティングを行い、今節こそは、勝ち点3を取りに行った。相手は一目千本桜FC、大学生チームで昨シーズンは1部で3位と好成績を残し、今季は中々勝ち点を積み重ねられず、9位と低迷している。ここで勝利し勝ち点3を取れれば、大きな前進になる為、何としてでも勝ちたいところだ。

フォーメーションは、今までと打って変わり、5-1-4-0。スターティングメンバーは、GK21番菊池、DFは右から、22番佐々木、20番田村、19番佐藤達也、10番千葉龍二、17番千葉一樹。MFは、アンカーに7番今松、右サイド9番佐藤史也、インサイドハーフに6番藤原直哉と14番石母田、左サイドは初スタメンの15番の押切の布陣。リザーブメンバに、4番朝日田、23番今野、27番菊地秀俊、29番押切の4名。この布陣の狙いは、少しでも長く0点で抑え、残り20分で勝負をかけることだ。初の試みではあるものの、首脳陣は、リーグ開幕前からこの布陣で戦うことは想定していた。

コイントスの結果、奥州ボールでキックオフが決まり、10番千葉龍二から右サイドの9番佐藤史也へのロングキックから、前半が始まった。立ち上がり相手もこちらの引いた作戦に、戸惑いながらも、サイドチェンジやドリブル、多種多様な攻撃で襲い掛かってきた。しかし、19番佐藤と21番菊池を中心に守備ブロックを形成し、ゴールを守る。前半12分ハーフライン右側からのフリーキックに、9番佐藤史也が相手DFに競り勝ち、ヘディングシュートを放つ。これは相手GKに防がれるも、こぼれ球に14番石母田が反応したが、僅かに合わず、得点には至らなかった。少ないチャンスをものに出来るかが大きなポイントの中で、戦える実感が出来た。しかし、そんなのも束の間前半30分、左サイドで3人が食いついてしまい、ペナルティーエリアに侵入され、クロスをGK菊池がはじくも、こぼれ球が相手の前にこぼれてしまい、押し込まれ先制ゴールを決められてしまった。押されながらも何とか耐え凌いでいただけに、もったいなかった。しかし、選手達に諦めた表情は見えず、状況を整理し、選手間で修正のコミュニケーションを取り切り替える。何とか前半は0対1で折り返した。ハーフタイム改めて、ゲームプランを確認した。残り20分で29番小川を投入し、攻撃重視にシフトチェンジし、前線から連続してプレスをかけることを選手全員が認識する。

しかしながら後半が始まり、すぐプランが崩れてしまった。後半2分右サイドを崩され、アーリークロスに飛び込まれ、GKの前でコースを変えられ、追加点を奪われてしまう。その勢いのまま、後半6分フリーキックにピンポイントで合わせられ、0対3となってしまった。ここでプランを変更し、勝つために29番小川を投入し、フォーメーションも4-4-2に変更し、前からプレスをかける。攻撃に転換した分、少しずつボールを運べるようになり、チャンスを作る。左サイド20番田村から29番小川へパスが通り、折り返し6番藤原直へパスするもずれてしまい、シュートで終われない。こうゆう場面では積極的にシュートを狙うエゴが必要だと改めて、痛感した場面であった。攻撃に転じ、攻守の切り替えが激しくなり、選手層の厚い、一目千本桜が大学生の強さを出してきた、後半25分から大きく崩れてしまった。20分間で8失点、スコアは0対11で試合終了のホイッスルが鳴り響いた。出ていたメンバーも、ベンチメンバーも最後まで諦めずに声を出してプレー

していたが、この様な結果になってしまった。

次節は6月18日日曜日、胆沢川桜づつみ多目的広場にて、ブランデュー弘前を迎え、13時キックオフ予定だ。暫定1位との対決で想像もつかないが、今節で得られた収穫もあった為、もう一度チームでトレーニングとミーティングを繰り返し、試合に望みたい。

IMG_6654IMG_7403